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東京五輪選手村が開村/コロナ対策講じ1万8000人受け入れ/大会後は集合住宅に  [2021年7月14日4面]

居住棟の外廊下。広めの幅を確保した(東京五輪組織委提供)

 東京五輪の開会式を23日に控え、大会中に選手が滞在する選手村(中央区晴海)が13日に開村を迎えた。居住棟は14~18階建ての21棟で、住戸数は計3850戸。五輪時に約1万8000人、パラリンピック時は約8000人を受け入れる。新型コロナウイルス対策として選手の入村は原則競技開始5日前からで、競技終了2日後に退去してもらう方針。居住棟はパラリンピック後、集合住宅に改修され「オリンピックレガシー」の一つになる。
 選手村の整備は都が選定した特定建築者(三井不動産レジデンシャルら11社)が担った。居住棟以外にメインダイニングホールやビレッジプラザなど大会時限定の仮設施設も備える。
 パラリンピック対応を念頭に施設設計ではバリアフリーに重視し、宿泊棟内を車いす使用者や視覚障害者などがストレス無く利用できるようにした。できるだけ段差の無い造りとし、エントランス部にはスロープを設置。外廊下は一般的な幅より30センチ程度広い約150センチを確保し、車いすでもすれ違えるようにした。
 感染症対策として総合診療所とは別に24時間運用の「発熱外来」を設置して備える。メインダイニングホールの座席数を減らすなどの対策も講じている。
 開村は五輪閉会式3日後の8月11日。パラリンピック開幕1週間前の17日に再び開村し、閉会式3日後の9月8日に閉村する予定だ。

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