行事

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

日建連中部/愛知県内で一斉パト実施/12現場で安全対策点検  [2021年7月14日8面]

 日本建設業連合会(日建連)中部支部は12日、2021年度前期一斉パトロールを実施した。愛知県内で会員会社が施工中の12現場を36人のベテラン点検員らが手分けして訪れ、安全管理状況を確認、労働災害と熱中症の防止を呼び掛けた=写真。
 名古屋市中区の愛知建設業会館で行われた出発式では、鳥居粧滋愛知労働局安全課長が訓示し、特に墜落・転落、はさまれ・巻き込まれの防止対策を重点に点検するよう要請。昨年、県内での発生が全国最多になった熱中症の予防については「暑さ指数(WBGT)の活用を」と話した。白石明同支部安全・環境委員会委員長は「好事例も見て、各社に水平展開してほしい」と語った。
 この後、点検員は12班に分かれ土木、建築それぞれ6現場をパトロールした。
 このうち、名古屋市が発注した「名古屋中央雨水幹線下水道築造工事(その3)」(施工=大成建設・りんかい日産建設・本間組JV、原信行所長)の現場には、愛知労働局の鳥居課長、間藤充伸地方労働衛生専門官も同行した。
 同工事は、名古屋駅周辺など中川運河上流地域の浸水被害を軽減する雨水調整池の築造。西区天神山町の発進立坑から中川区山王1の到達立坑まで、総延長5006・9メートルのトンネルを3期に分け、泥土圧シールド工法(セグメント外径6350ミリ)で掘削している。仕上がり外径は5750ミリ。
 16年9月に着工、現在の進捗(しんちょく)率は約75%。2回目のビット交換を終え、残る1977・6メートルの掘削を準備中。完成は23年3月の予定。
 発進基地(中央監視棟)で安全対策などをチェックした後、鳥居課長は「危険要因を分かりやすく表示し“見える化”を工夫している」と講評。点検員の鈴木孝明班長は「現場事務所への除菌照明導入、マスクの適切な使用など新型コロナウイルス対策も行き届いている」と評価した。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。