工事・計画

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岐阜県本巣市/新庁舎基本設計案を公表/S造3階建て延べ7500平米  [2021年7月20日8面]

新庁舎の完成イメージ(基本設計案から)

 岐阜県本巣市は新庁舎の基本設計案を公表した。規模はS造3階建て延べ約7500平方メートル。「自然と共生し、まち、ひと、くらしをつなぐ交流の場」をコンセプトに、周囲と調和した3層の低層庁舎とした。外装は木パネルや木格子を採用。耐震性を確保する鉄骨ブレースの外観にも木を採用していることが特徴。今後は2022年度の早い時期に実施設計を完了させ本体工事に着手、23年度中の開庁を目指す。設計は安井建築設計事務所が担当した。
 新庁舎の1階には来庁者の利用頻度が多い市民窓口機能を集約。2階は行政窓口や執務機能、3階は議会関連機能や大会議室を配置する。見通しがよく密集しない待合スペース、オープンフロアを基本とする執務スペースとすることで視認性と空間の一体性を確保する。建物はS造による大スパン架構のフレキシブルな構造躯体を採用。耐震性能と低層建築物に対する適正やコスト、工期のバランスを考慮した構造とした。耐震I類構造の要となる鉄骨ブレースの座屈拘束材とブレース外観に木を利用することで、木材活用をアピールする。
 建物は環境負荷の影響が少ない、東西軸に長い形状とした。屋上には太陽光パネルを設置。外気導入に全熱交換器を使用して熱回収による省エネ化を図るなど、創エネ化と合わせ75%以上の1次エネルギーを削減するゼロエネルギー庁舎(Nearlyネット・ゼロ・エネルギー・ビル庁舎)を目指す。
 建設地は、西部連絡道路沿いで東海環状道本巣PAに近接した敷地約3万平方メートル(早野春日浦)。敷地北側に庁舎、正面玄関がある南側に駐車場やバス停を配置する。浸水被害を想定し敷地は盛り土する。開放型の調整地も設け、平時は多目的利用を検討する。

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