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大林組/工程管理アプリを開発/BIMモデル活用し視覚的に把握  [2021年7月21日3面]

属性情報・写真登録・図面登録

 大林組は工事の進捗(しんちょく)状況がリアルタイムに管理できるアプリケーション「プロミエ」を開発した。クラウドサービスと連携したBIMモデルを活用し、進捗状況が3Dで把握できる。BIMモデルの部材属性情報とも連携。出来高算出や工事費用請求処理が容易になる。まずは部材数が多い鉄骨工事を中心に活用していく。
 プロミエは鉄骨など部材の作業工程などを管理するアプリ。2018年に試験導入し、現場の要望などを踏まえ機能を改善した。工程ごとに出荷、搬入、建方などの予定日と実施日を記録。タブレット端末などのカメラで部材に貼り付けたQRコードを読み取るだけで、搬入・建方などの実施日が記録できる。入力情報はクラウドサーバーにアップロードされ、関係者でリアルタイムに共有できる。
 属性情報や建方実施状況を確認するメニューでは時系列で進捗状況が把握可能。工程の遅延や前倒しが色別で表示され、即座に対策を立案できる。記録された実施情報はCSVファイルで出力できる。BIMモデルの数量情報(重量、面積、体積など)と連携し、工事出来高数量が容易に把握できる。工事費請求の根拠数量にも使え、試行現場では約20%の時間短縮を実現したという。
 メモや撮影した写真は部材ごとにひも付け管理も行える。クラウドストレージサービスと連携し、所定フォルダ内の図面のページを指定してひも付けることでどこでも参照できる。今後は工事計画検討機能やフレキシブルな帳票出力機能を搭載することで、機能拡充や社内関連システムとの連携を図っていく。

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