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神奈川建協ら/相模原市の豚熱防疫活動に協力/1日延べ220人が出動  [2021年7月27日5面]

死亡豚をバケットに移している様子(神奈川県提供)

 相模原市内で8日に発生が確認された家畜伝染病豚熱の防疫活動に神奈川県建設業協会(松尾文明会長)が協力している。これまでに相模原支部(櫻内康裕支部長)から1日当たり延べ約220人の作業員と、重機などの車両120台が出動。防疫フェンス設置やレンダリング(加熱処理)装置設置場所の転圧・鉄板敷、殺処分畜の移送・装置投入、処置後の廃棄物の運搬・移送などに携わり、現場周辺の警備員配置などにも協力している。既に患畜の処理は終了しているが引き続き養生鉄板の消毒・撤去や農場の原状回復などに貢献する。
 2015年2月に神奈川県と締結した「家畜伝染病発生時における防疫業務に関する基本協定」に基づく出動。8日に県から一報を受け、発生した養豚場がある相模原支部に連絡して準備態勢を整えた。9日の神奈川県危機管理対策本部会議で飼育豚の殺処分が決定した。処理方法は殺処分後にそのまま埋める埋却ではなく、加熱後に処理するレンダリングを採用したため、重機などによる大規模な掘削作業はなかった。
 相模原支部からは20日時点まで1日当たり延べ221人の作業員と118台の作業車両(タイヤショベル、バックホウ、フォークリフトなど)、津久井支部(澤田義宏支部長)からは14日まで延べ32人、車両12台が出動した。作業が本格化してからは相模原市建設業協会(篠崎栄治会長)の多くの会員も作業に加わり、24時間態勢で処理に当たった結果、19日には4109頭の殺処分と処理、レンダリング装置の搬出を完了した。
 発生農場は相模原市内の1農場と横浜市内の疫学関連施設1カ所(と畜場)。豚熱患畜の確認は国内で69例目となる。

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