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竹中工務店ら/ドローンの屋内自律飛行実証実験に成功/BIMデータを活用  [2021年7月28日3面]

屋内飛行状況

 竹中工務店は27日、BIMを使ったドローン(小型無人機)の屋内自律飛行実証試験に成功したと発表した。視覚情報で自己位置推定と環境地図作成を行うVSLAM機能を搭載。BIMデータを反映した地図情報に機体座標・機首方向情報を合わせる専用ソフトを使い、日々変化する現場でも飛行精度を確保する。8月から西日本の大規模ショッピングセンター建設現場に試行導入し、22年の本格運用を目指す。
 ドローンの屋内外自律飛行システムは竹中工務店とカナモト、アクティオの3社が共同開発。BIMを活用し現場環境の変化に対応できる機能を備える。施工管理担当者は遠隔地から安全巡回や現地確認を行えるようになる。
 実証試験は竹中工務店岡山営業所建て替え工事の現場で実施した。▽BIMで離陸、経路、着陸地点の飛行ルートを設定▽手動操作で事前に地図制作を省きBIMデータのみで飛行経路と閲覧対象を設定-の2パターンで屋内自律飛行を検証。有効性を確認した。
 3社は試験運用を踏まえ追加開発も行う。まずはBIMデータの縮尺とドローンのステレオカメラで得た縮尺の誤差補正を進め飛行精度を高める。充電機能付き小型搬送ロボットと組み合わせ長時間飛行を可能にするなど、同社の現場で使う標準技術とする考えだ。CIMデータと連携しトンネルなど土木構造物内部への活用も視野に入れる。

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