企業・経営

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

清水建設/埼玉県新座市で自社開発物流施設が稼働/3棟総延べ19万平米  [2021年7月28日3面]

完成したS・LOGI新座プロジェクトの全景

 清水建設が埼玉県新座市で開発している大規模物流施設「S・LOGI(エス・ロジ)新座プロジェクト」のうち、最終棟「S・LOGI新座East2」が竣工し27日から本格稼働した。先行して竣工していた「S・LOGI新座West」「同East1」を含め総延べ19万平方メートル、総投資額が約400億円に達するプロジェクトの工事が完了した。
 S・LOGI新座East2は、4階建て延べ2万0030平方メートルの規模。1社専用のBTS型物流施設で、化粧品の充てん作業などに対応できるクリーンルーム(1640平方メートル)を備える。火災リスクに焦点を当てたBCP(事業継続計画)対応として、人工知能(AI)を活用した「早期火災検知システム」を導入している。AIシステムは高精度、早期に火災が検知できる。West棟にも導入している。
 S・LOGI新座はシリーズ最大規模となる3棟構成の物流施設。West棟(延べ13万平方メートル)は1区画7000平方メートルから利用できる大規模マルチ型物流施設、East1棟(延べ4万平方メートル)は幅広いニーズに対応できるBTS型物流施設として開発した。高い機能性と立地の良さが高い評価を受け、全3棟が満床で稼働を迎えた。
 3棟の屋上スペースには総面積3万8000平方メートルの太陽光発電パネルを設置した。年間約4800メガワット時の電力をFIT(固定価格買い取り)電源として創出する。
 清水建設は2007年からS・LOGIシリーズを展開。これまでに首都圏5カ所で計7棟(計30万平方メートル)を開発した。今後は首都、中部、関西、福岡の各圏域を中心に物流施設を開発していく。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。