論説・コラム

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回転窓/祭典の楽しみ方  [2021年7月29日1面]

 東京五輪の幕が開け連日繰り広げられる競技をテレビ観戦する方も多かろう。普段なかなか見ることのない競技もあり、世界中の人たちが注目する五輪を通じて競技人口やファンの増加が期待される▼今大会からの新競技であるスケートボード。ストリート文化を代表する若者の遊びのイメージが強かったが、曲芸的な一瞬の技(トリック)の難度やかっこよさを競う真剣勝負に魅了された方も少なくないだろう▼日本スケートボード協会のホームページによると、始まりは1940年代に米カリフォルニアで木の板に鉄製の戸車を付けて滑った遊び。50年代に入って「ローラーサーフィン」という木製チップとゴム製のホイルが付いた玩具が売り出され、これが現在のスケートボードの原型になったそうだ▼本場・米国など海外選手の独壇場かと思いきや、初代王者に輝いたのは男女ともに日本人選手。細身で小柄な10~20代前半の若者たちが繰り出す多種多様なトリックに、競技が持つ面白みと奥深さを感じた▼自国選手のメダルの色や数も気になるところ。1年余分に待ったスポーツの祭典を、さまざまな目線で楽しみたい。

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