工事・計画

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関東整備局、JR東日本/川越線荒川橋梁架替/具体化に向け工事協定を締結  [2021年7月29日5面]

 関東地方整備局とJR東日本は28日、埼玉県川越市にある「JR川越線荒川橋梁」の単線架け替えに向け、具体化に向け基本協定を締結した。水害対策を強化するため、鉄道橋を架け替えて周辺堤防をかさ上げする。本年度は概略設計に着手する。埼玉県や周辺自治体が要望する複線化は実施中の調査結果を踏まえ可否を判断する。
 荒川橋梁の周辺にある堤防の高さは国の計画堤防高に対し左岸が約2・5メートル、右岸も約1・0メートル低い。荒川の上流部で大雨が降った場合、越水する危険がある。関東整備局とJR東日本は堤防のかさ上げに支障となる鉄道橋と、連続する横堤の上にある線路を再整備する。工事が完了すると堤防は現状から2・5~2・8メートル程度高くなる。
 荒川橋梁は古谷本郷下組~古谷上区間にある。総延長は約1350メートル(橋梁区間約790メートル、横堤線路約560メートル)。関東整備局が計画する「荒川第二・三調節池事業」の関連プロジェクトになる。事業期間は2030年度まで。設計をJR東日本に委託。複数のルート案を比較検討し架け替え位置を既存橋梁の上流側に決めた。
 荒川橋梁は単線で鉄道の運行本数が限られている。埼玉県ら周辺自治体は架け替えと併せた複線化を要望している。5月に県は複線化の調査業務を日本交通技術に委託した。履行期間は22年3月18日まで。調査結果を基に複線化するかどうかを決める。

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