工事・計画

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東北整備局鳴瀬川総合開発/漆沢ダム事業計画検討業務/ニュージェックに  [2021年8月2日6面]

 東北地方整備局鳴瀬川総合開発事務所は「漆沢ダム事業計画検討業務」の委託先を決める簡易公募型(拡大型)プロポーザルで、ニュージェックを選定した。見積もり合わせを行い、正式契約する。
 宮城県加美町で進めている鳴瀬川総合開発事業の一環で、漆沢ダム再開発として現在の多目的ダムから治水専用ダムに改修。国土交通省が2020年12月に告示した事業全体の基本計画をベースに、漆沢ダムの改修に伴う地質調査結果の解析や環境保全対策の検討、トンネル洪水吐きの配置と構造の検討などを含めた概略設計を進める。履行期間は22年2月25日まで。
 1981年3月に竣工した鳴瀬川にある漆沢ダムの形式はロックフィルダムで、堤高が80メートル、堤頂長が310メートル。事業ではトンネル洪水吐きや放流設備などを設ける。現在の総貯水容量1800万立方メートルのうち、利水容量分650万立方メートルを全て洪水調節分に移行。洪水調節容量を950万立方メートルから1600万立方メートルに増やす。
 鳴瀬川総合開発事業では、漆沢ダムの再開発に先行し、加美町を流れる鳴瀬川支川の筒砂子川上流で多目的ダムの鳴瀬川ダムの新設に伴う本体の概略設計も進めており、36年度の事業全体の完成を目指している。総事業費は約1450億円。

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