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CCUS技能者レベル判定/7割の団体で9月再開/国交省はワンストップ化素案を準備  [2021年8月3日2面]

 6月に受け付けを一時的に停止した建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者のレベル判定が、各職種の能力評価実施団体が事務手続きを担う形で9月に再開する。ただ判定業務を行う意向を示していない団体も複数あり、同月再開するのは現時点で団体数と登録技能者数のいずれも約7割。国土交通省は各団体と継続して調整し、再開職種の順次拡大を目指す。
 国交省はCCUSとは別で運用していたレベル判定システムの受け付けを停止し、将来的に両システムの手続きのワンストップ化を目指すと5月に表明。当面は各団体による判定受け付けに変更するとした。
 9月に再開する各団体での判定業務は、自団体で行うケースと、他団体に委託するケースに分かれる。業務委託を選択した団体は約4割を占め、事前に受託意向を示していた全建総連と日本機械土工協会のいずれかに事務手続きを任せる。各団体が評価結果をCCUSに直接反映できるよう2022年4月をめどにCCUSのシステム改良も予定している。
 国交省は7月30日に開かれたCCUSの運営協議会運営委員会で、レベル判定の継続に向けた検討状況を説明。各団体で受け付けを再開する9月をめどにワンストップ化の仕組みと運用開始に関する素案を整理し、各団体に提示すると表明した。ワンストップ化の見通しが明確に示されないことを、レベル判定を実施しない理由に挙げる団体もある。国交省は素案を基に議論を加速することで、判定業務を担ってもらうよう引き続き働き掛ける。

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