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熱海土石流/静岡県/応急復旧作業の効率化技術を8月31日まで募集  [2021年8月4日12面]

 静岡県は熱海市伊豆山地区で発生した土砂災害の本格的な応急復旧に備え、作業の効率化を図るための技術を募集している。現場の制約条件に対応した土砂の撤去やがれきの分別、河川復旧工事、現場の安全管理など今後の応急復旧を円滑に進めるため、民間企業や団体などが保有するさまざまな技術を募る。31日まで受け付けている。
 被災地では現在、行方不明者の捜索活動と捜索時に撤去したがれきや土砂の搬出が進められている。今後、捜索活動の縮小に伴い応急復旧作業が本格化するが、現場が傾斜地など厳しい条件での作業となるため、さまざまな技術を活用し課題を克服する。
 募集するのは土砂の撤去・搬出・運搬などのほか、土砂とがれきの分別、逢初川復旧に伴う河川流水の切り回しなどに関する工法や資材、機械を含めた技術。現場の安全管理や複数企業の情報共有を図るためのソフトウエアといった技術も対象。現地の条件を考慮し、特に▽現地の狭あいで急峻(きゅうしゅん)な現場条件を克服する技術▽早期復旧に向けた工期短縮に貢献する技術▽複数工事者間の情報共有や施工調整、安全管理の効率化に貢献する技術-について求める。
 募集結果は交通基盤部技術調査課ホームページに掲載し、地元建設業協会などにも情報を提供する。応募技術の採否は、熱海市と地元建設業協会と調整して判断する。応募技術が採用された場合、企業・団体に対し別途、現地での技術協力を要請する。
 県は復旧・復興を早急、確実に進めるため7月29日に逢初川下流復旧・復興チームを設置。逢初川下流の河川復旧や伊豆山港に流入した土砂対応、住宅地の土砂撤去などを行うため現地での調査に入っている。
 募集要項と技術提案書様式、現地状況説明資料は県交通基盤部技術調査課ホームページ(http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-130/atami_boshuu.html)に掲載。

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