工事・計画

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船橋駅南口再開発(千葉県船橋市)/大和ハウスが既存施設解体/土地・建物の譲渡完了  [2021年8月19日5面]

解体が始まる旧西武百貨店船橋店

 千葉県屈指のターミナル駅として機能する船橋駅の南口に残る旧西武百貨店跡地の再開発で、大和ハウス工業が既存建物の解体に着手することが分かった。9月から工事に入る。解体に伴い公共空間として開放していた1階駅ロータリー側の通路を閉鎖する。土地と建物の所有者は譲渡を完了している。
 西武百貨店船橋店跡地の所在地は本町1の2ほか。敷地面積は約6580平方メートル。土地と建物はそごう・西武を傘下に置くセブン&アイホールディングス(HD)が約7割、地域密着型の総合食品商社ユアサ・フナショク(千葉県船橋市、山田共之社長)が約3割を保有していた。このうちユアサ・フナショクは今年2月に自社持ち分の敷地約1800平方メートルと建物を大和ハウスに30億円で売却すると発表。5月19日付で引き渡しを完了した。セブン&アイHDも譲渡先は明らかにしていないものの、土地と建物の売却を終えている。
 西武百貨店跡地は、都市計画で特定街区に指定されている。再開発に当たっては都市計画決定が必要になる。今後の都市計画手続きで再開発事業の詳細が明らかになる。西側の旧ロフト館・駐車場跡地も大和ハウスが取得済み。一体的な開発に発展する可能性もある。市によると具体的な提案などは現時点で無いという。
 2018年にはセブン&アイHDが市に再開発案を提示していた。48階建てのタワーマンションや商業施設が入る複合施設を整備し、低層部に市民文化ホールを配置する計画だった。ただ市との協議が不調に終わり計画を断念した。旧ロフト館・駐車場跡地は大和ハウスが先行して取得し既存建物を解体。今年5月までに工事が完了し、現在は更地になっている。

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