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振興基金/CCUS技能者登録促進へ/ポイント付与制度を試行  [2021年8月19日1面]

 建設キャリアアップシステム(CCUS)運営主体の建設業振興基金(振興基金、佐々木基理事長)は、CCUS登録技能者の就業履歴の蓄積や現場活動への参加実績に電子マネーなどのポイントを付与する制度を試行する。初弾として奥村組が元請として手掛ける土木工事と建築工事の2現場を対象とし、まずは神奈川県内の土木工事現場で9月1日に導入する。ほかに複数社が試行実施に協力する意向を示している。
 ポイント付与を技能者のCCUS登録やカードタッチによる就業履歴蓄積のインセンティブにするのが狙い。元請はポイントの対象となるイベントやメニューを独自に設定し、現場の安全衛生活動や生産合理化活動への積極的な参加を促すことができる。
 初弾現場ではフェリカポケットマーケティング(東京都港区、納村哲二社長)が提供するアプリケーションを利用する。就業履歴データと連携し、技能者はイベント参加時に提供されるQRコードをスマートフォンで読み取りポイントを加算。現場で設定した目標ポイントに到達すると電子マネーの「QUOカードPay」に交換できる。
 利用するアプリやポイントの還元方法などは限定しない仕組みにし、現場主導で判断してもらう。振興基金はCCUSの普及促進につながり、元請と技能者の双方にメリットがある制度として試行を推進。試行現場での効果を検証し、本格導入に向けたスキームを構築する道筋を描く。

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