工事・計画

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滋賀県守山市、村田製作所/守山駅東口の研究開発拠点整備で合意/23年度着工めざす  [2021年8月27日12面]

位置図(報道発表資料から)

 滋賀県守山市は、JR守山駅東口の市有地に総合電子部品メーカーの村田製作所が新たな研究開発拠点を整備することで合意したと発表した。同社は浮気町にある対象地8237平方メートルを取得し、延べ床面積3万2000~5万平方メートルの施設を整備する計画で、2023年度の着工と25年度の完成を目指すとしている。
 対象地は現在、一般財団法人守山野洲市民交流プラザが運営する宿泊施設のライズヴィル都賀山(都賀山荘)や駐車場、駅前東口スポーツ広場に利用されているが、コロナ禍の影響などで都賀山荘の経営状況が悪化し、事業再構築の必要が生じていることから、JR沿線で新施設の整備を検討していた村田製作所に同地を売却することにした。
 計画によると、同社は対象地に製品開発や製品応用などに関する研究開発の拠点を整備する方針で、新施設は延べ3万2000~5万平方メートルの規模を想定。公開空地や通路、地域貢献施設なども整備する考えで、建物・償却資産を含む投資額は128億~200億円、新施設の人員規模は1000~1600人を見込んでいるという。
 都賀山荘については、一般財団が対象地の隣接地に2階建て延べ800平方メートル程度の新都賀山荘を整備。レストラン・カフェや会議室、勤労者福祉機能など宿泊機能以外の事業に再構築して運営する。駅前スポーツ広場は都市計画公園・立入公園(立入町、約1・2ヘクタール)の整備予定区域に代替機能を確保する。
 今後は秋ごろに市、村田製作所、一般財団で基本協定を締結し、本年度内に再開発等促進区の策定手続きを完了させる。22年春ごろに土地売買契約を結び、夏ごろから既存施設の解体を行うとともに、同年度中に立入公園のスポーツ広場を暫定供用させる予定で、村田製作所の新施設については23年度の着工と25年度の完成を目指す。

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