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竹中工務店/21年1~6月期決算/子会社の利益改善で減収増益、海外事業は厳しく  [2021年8月30日1面]

 竹中工務店は27日、2021年1~6月期の決算を発表した。連結業績は売上高5960億78百万円(前年同期比5・8%減)、営業利益212億20百万円(3・8%減)、経常利益276億61百万円(6・7%増)、純利益190億64百万円(3・1%増)。減収となったが、竹中土木やヨーロッパ竹中の収益改善が寄与し利益を押し上げた。
 業績の先行指標になる単体建設受注高は3418億73百万円(7・5%減)。地域別では前年同期に好調だった中部と東北が反動で減少し全体に影響した。単体の完成工事総利益(粗利益)率は8・6%。前年同期を0・4ポイント下回った。新型コロナウイルスの流行に伴う設備投資の低迷や受注競争の激化が影響した。
 海外事業はコロナ禍の影響が長期化している。米国で手掛けるホテル事業の低迷が全体の収益に響いた。海外子会社を見るとヨーロッパ竹中が減収増益、タイ竹中は増収減益、中国竹中が増収増益。「アジアは国ごとに感染状況や対応にばらつきがある。依然として厳しい経営環境は続く」(石崎亮司執行役員財務室長)とみている。
 21年12月期の連結業績予想は売上高1兆2400億円(0・2%増)、営業利益340億円(14・5%減)、経常利益410億円(12・7%減)、純利益270億円(11・6%減)。単体は売上高9700億円(0・1%減)、営業利益260億円(25・3%減)、経常利益350億円(18・6%減)、純利益250億円(18・0%減)。単体の建設受注高は1兆円(6・6%増)、粗利益率は8・5%を見込む。

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