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中部横断自動車道・南部IC~下部温泉早川ICが開通/山梨~静岡区間が全線開通  [2021年8月31日5面]

関係者のテープカット(甲府河川国道事務所提供)

 関東地方整備局が整備していた中部横断自動車道・南部IC(山梨県南部町)~下部温泉早川IC(同身延町)、13・2キロが29日午後4時に開通した。山梨~静岡区間が全線開通し、中央自動車道双葉JCT(同甲斐市)と新東名高速道路新清水JCT(静岡市清水区)、東名高速道路清水JCT(同市清水区)がつながった。同日、身延山IC(身延町)で開通式を開いた。
 中部横断自動車道の双葉JCTから新清水JCTまでは74・3キロある。このうち北側の双葉JCT~下部温泉早川IC間33・7キロと、南側の新清水JCT~南部IC間27・4キロは開通済み。南部IC~下部温泉早川ICは難工事のために完成が遅れていた。
 開通式は国土交通省、山梨県、身延町、南部町が主催した。長崎幸太郎山梨県知事、川勝平太静岡県知事、地元関係者らが参加。テープカット、くす玉開きに続いて通り初めを行った。式典で両知事は観光や経済の振興に大きな期待を寄せた。
 双葉JCT~六郷IC(山梨県市川三郷町)間25・3キロと新清水JCT~富沢IC(南部町)間20・7キロは中日本高速道路会社が管理する有料区間になっている。南部IC~下部温泉早川IC間を含む富沢IC~六郷IC間28・3キロは無料の直轄高速区間となる。車道幅員3・5メートルの暫定2車線で整備した。
 甲府河川国道事務所によると、山梨~静岡の移動は県庁所在地ベースで約70分短縮できるという。富士山を囲む周遊ルートの形成や国際拠点港湾の清水港へのアクセス向上、企業立地の促進などが期待されている。中部横断自動車道は双葉JCTの北側、長野県の上信越自動車道に接続させる計画がある。

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