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清水建設/洋上風力で欧州の海洋エンジ企業とアライアンス締結/EPC受注狙う  [2021年9月2日3面]

清水建設が建造しているSEP船の完成イメージ

 清水建設は1日、オランダの海洋エンジニアリング会社、ヘーレマ・マリン・コントラクターズ(ライデン市)と洋上風力発電の建設分野で協力すると発表した。ヘーレマ社は洋上での石油・ガス開発、洋上風力発電所の建設で豊富な実績がある。清水建設はヘーレマ社との連携も足掛かりにして、国内で計画中の洋上風力発電施設プロジェクトでEPC(設計・調達・建設)受注を目指す。
 清水建設は国内の洋上風力建設市場でトップシェアを目指している。約500億円を投資し世界最大級の搭載能力・クレーン能力を備える自航式SEP船(自己昇降式作業台船)を建造している。洋上風力発電施設のEPC受注に向けては、プロジェクト実施で先行している欧州企業などとの連携を模索。大型クレーン船を保有し、豊富な施工実績があるヘーレマ社とのアライアンスを決めた。
 ヘーレマ社は清水建設が参画する洋上風力建設プロジェクトの風車基礎工事を主に担当する。清水建設は洋上風力建設分野で、SEP船の運航と洋上風車据え付け工事で欧州有数の実績を持つノルウェーのフレッド・オルセン・オーシャン(オスロ市、FOO社)とも協力関係を築いている。
 FOO社、ヘーレマ社との連携で大型SEP船の運航から風車の基礎・据え付けまで建設プロジェクト全体で、競争力のある施工体制を確立する。

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