企業・経営

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

戸田建設/新TODAビルでZEB Ready取得  [2021年9月8日3面]

 戸田建設が東京都中央区に建設している新社屋「(仮称)新TODAビル」が、6日付で建築物省エネルギー性能表示制度の「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready」認証を取得した。高さ150メートル以上の超高層複合ビル全体で同認証を取得するのは国内初。
 建設地は京橋1の7の1。施設規模はSRC・RC・S・CFT造地下3階地上28階建て延べ9万4795平方メートル。本社機能やオフィス、飲食店舗、カンファレンスホール、ミュージアムなどが入る。自社の設計・施工で2024年4月末の完成を目指す。
 同ビルでは外壁の大部分を占める基準階外周部に大小の縦フィンを設けるなど日射による熱負荷を抑制。高性能Low-E複層ガラスや上下別動制御の電動ブラインドなども採用し外皮負荷低減と有効受光の両立を図る。
 設備面では7階の熱源機械室にコージェネレーション設備(700キロワット×2台)を設置。常用電力供給とともに、廃熱を吸収式熱源機熱源や熱交換器温水熱源、職域食堂の給湯に利用し熱の高効率運用を目指す。屋上には水素蓄電設備を併用した太陽光発電パネルを設ける。その他の設備も高効率機器を採用し消費エネルギーを大幅に削減する。
 中央吹き抜け部を活用した自然換気システムなど認証取得時に反映されない未評価技術も多数採用。実運用では認証取得数値を上回る削減量を見込む。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。