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NIPPO/ENEOSHDらのTOBに賛同/10月中旬にも手続き開始  [2021年9月8日1面]

吉川芳和社長

 NIPPOは7日、親会社のENEOSホールディングス(HD)が米ゴールドマン・サックスと特別目的会社(SPC)を通じて実施する株式公開買い付け(TOB)に賛同すると発表した。ENEOSはNIPPOの株式を57%保有している。TOBは一般株主が持つ43%を対象に実施。買い付け価格は1株当たり4000円に設定する予定だ。
 買い付け開始は10月中旬~11月中旬を予定。買い付け期間の終了後、SPCを合同会社から株式会社に変更する。TOBが成立した場合、所定の手続きを経てNIPPOは自社株をENEOSHDから約1941億円で取得する。自社株買いでNIPPOの株式は非公開になる。
 TOB実施後、12月にENEOSとゴールドマン・サックスが合同会社に出資する。出資額はゴールドマン・サックス389億99百万円、ENEOS210億円。出資の実行を条件に合同会社から株式会社に変更し、普通株式と同数の無議決権株式を発行。両社は普通株式(ENEOS50・10%、ゴールドマン・サックス49・90%)と無議決権株式(ゴールドマン・サックス80・10%、ENEOS19・90%)を取得。22年2~3月に株式を合併する。体制変更後、NIPPOは海外事業拡大に向け、豊富な投資経験やM&A(企業合併・買収)を持つゴールドマン・サックスの後押しを受ける。

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