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JR東海/軌道自動自転車に電動式試験導入/在来線の安全点検に  [2021年9月10日1面]

電動式の軌道自動自転車(報道発表資料から)

 JR東海が在来線の安全点検で線路上を走行する「軌道自動自転車」の電動化に取り組む。従来はガソリンエンジンで走行する軌道自動自転車を、国産電気自動車に使われていたバッテリーを再利用して走行させる。在来線部門で保有する207台を全て電動化した場合、二酸化炭素(CO2)排出量を年間約3・4トン削減できるという。本格導入に向け紀勢本線で性能確認試験を実施している。
 電動式はバッテリーからの電力により電動機を駆動させて走行するので排出ガスを出さない。騒音と振動が低減できるため、指令所との情報共有が容易になり、点検中の設備や沿線状況の変化も把握しやすくなる。ブレーキ時に発電する回生ブレーキ機構を搭載し、走行距離を延ばすことができる。
 現在は紀勢本線で雨期や酷暑期、厳冬期における走行性能への影響や、長時間の繰返し使用による走行距離と使用可能時間への影響などについて検証中。2022年3月まで実施する予定だ。

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