工事・計画

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

東洋建設/フィリピンで大型河川改修工事受注/2工区で366億円  [2021年9月13日1面]

護岸整備が完了した区間(フェーズIII)は安全性が向上(東洋建設提供)

 東洋建設は10日、フィリピンで河川改修の大型工事2件を受注したと発表した。同国公共事業道路省がマニラ首都圏を流れるパッシグ川・マリキナ川で進めている洪水対策の一環。2工区に分かれ、マリキナ川上流部の約6.6km区間で護岸工事などを行う。東洋建設単独と同社代表のJV(清水建設)が施工する。受注金額は約366億円。工期は1460日を予定する。
 工事は「パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズIV)」。フェーズIIとIIIに続き3連続の受注となった。政府開発援助(ODA)案件で「本邦技術活用条件(STEP)」の円借款事業として行う。
 最終区間のフェーズIVは3工区で構成するマリキナ川上流部が対象となる。施工性と経済性に優れたハット型鋼矢板を打設し護岸を築造。河川の流下能力を高める浚渫工事も行う。
 総延長約6.6kmのうち、下流側2.6kmを東洋建設が単独で施工。約172億円で受注した。工事内容は鋼矢板打設延長10万5000m、コンクリート工2万5000m3、浚渫工61万3000m3。上流側4.05kmは東洋建設・清水建設JVが施工する。受注金額は約194億円(東洋建設約97億円)。鋼矢板打設延長14万4000mやコンクリート工4万9000m3、浚渫工90万5000m3などを行う。
 護岸整備を終えたフェーズII、III周辺では洪水被害が大幅に低減。河川沿いに公園や商業施設、超高層住宅などが建設され地域の発展に大きく貢献している。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。