工事・計画

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近畿整備局/平城宮跡歴史公園一次大極殿院東楼復原整備WTO入札公告  [2021年9月14日8面]

 近畿地方整備局は14日、「平城宮跡歴史公園第一次大極殿院東楼復原整備工事」のWTO一般競争入札を公告する。建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用を受注者希望で評価するCCUS活用推奨モデル営繕工事の試行対象。
 1次審査の評価点合計が上位10者以外の競争参加者による入札は無効とする段階的選抜方式の適用工事。施工能力などは1次審査だけで評価する。企業の施工能力に20点、配置予定技術者の能力に10点を配点する。2次審査では、「木材の調達から建て方までにおける品質管理方法の工夫とその効果(生産性向上技術を除く)」に40点、「生産性向上技術等を活用した効率的な施工の工夫とその効果」に20点の計60点を加算し、施工体制評価に30点。
 1次審査に関する申請書と資料の提出は15~30日、2次審査の技術提案書は11月1~16日に電子入札システムで受け付ける。入札保証金の納付などは2022年1月7日~2月21日に総務部契約課に持参、郵送または託送する。同2月25日に開札を行う。
 工事成績相互利用型総合評価方式、契約後VE、入札ボンド、工事書類の簡素化、見積もり活用方式を適用。入札時積算数量書活用方式の対象で、週休2日化促進(発注者指定方式)。情報共有システムを活用した工事関係図書等の効率化や電子納品などを指定する対象工事となる。
 参加資格は建築工事の経営事項評価点数1200点以上の認定を受けている単体または2社による特定JV。単体と特定JVの代表者は、W造で建築物の高さが13メートルまたは軒の高さが9メートルを超える建築物(一戸建て住宅、車庫と倉庫を除く)の新築(復原か復元によるものを含む)、増築、移築または大規模修繕の施工実績を有することなど。
 平城宮跡歴史公園内の第一次大極殿院の東楼を復原整備(新築)する工事。東楼はW造2階建て延べ525平方メートル、素屋根S造延べ2251平方メートル改修、外構改修、電気設備工事、機械設備工事各新設、取り壊し(現場公開施設)。主要資機材は木材約450立方メートル、鉄筋約120トン、コンクリート約1180立方メートル、鉄骨約240トン。建設地は奈良市佐紀町地先。
 同工事は、受注者の円滑な施工体制の確保を図るため、事前に建設資材や労働者確保に充てる余裕期間を設定した工事で、発注者が工事の開始日をあらかじめ指定する発注者指定方式を採用。工期は22年4月1日~25年11月30日。工事発注規模は50億円以上を想定している。

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