工事・計画

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近畿大/医学部移転設計付き施工者/病院は大林組、学部施設はフジタJV  [2021年9月15日12面]

近畿大医学部・付属病院の完成イメージ(近畿大学提供)

 近畿大学は13日、大阪府大阪狭山市の医学部と付属病院を堺市南区三原台へ移転する計画の実施設計付き施工者選定手続きで、病院施設を大林組、医学部施設をフジタ・南海辰村建設JVに決めたと発表した。実施設計に着手し法手続きなどを急ぐ。現地に残る府営住宅も解体する。新施設の一部は2022年春以降に着工し来夏以降に本格化する見通し。24年春頃の移転完了を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大で重症患者の入院に対応し、設計施工者選定に時間を要したため、創立100周年の25年11月開設に変更した。
 近大が20年9月に公表した資料によると、移転先は泉北高速鉄道泉ケ丘駅に近い南区三原台1の3の9ほかで、敷地面積は約11・6ヘクタール。建築物の全体規模は地下1階地上10階建て延べ約14万7000平方メートル。
 診療棟(10階建て)や外来棟(6階建て)、臨床研究棟(2階建て)、研究棟(5階建て)、講義・実習棟(地下1階地上7階建て)、立体駐車場棟(4層5段)などを整備する。
 プロジェクトマネジメント(PM)はインデックスコンサルティング(東京都港区)。病院施設の設計は久米設計・内藤建築事務所設計監理共同体、医学部の施設は安井建築設計事務所・類設計室設計監理共同体が担当。
 病床数は800床で、34科を診療する。
 新キャンパスと新病院で強みであるがん治療や心臓・脳血管障害などの高度最先端治療を強化し、人工知能(AI)を活用した病院機能の効率化・充実を図るとともに、南大阪の基幹病院と救急災害拠点として地域医療に貢献する方針だ。

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