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MotionGallery/三鷹天命反転住宅の補修へクラウドファンディング  [2021年9月15日3面]

三鷹天命反転住宅外観(撮影・加藤健、提供・荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所)

 クラウドファンディング・プラットフォームを運営するMotionGallery(東京都港区、大高健志代表取締役)は、2010年に死去した美術家・建築家の荒川修作氏らが手掛けた住宅「三鷹天命反転住宅」(東京都三鷹市)の補修に向けた資金調達を始めた。12月10日までクラウドファンディングを実施する。目標金額は1000万円で劣化が激しい建物共用部分の補修などに充てる。
 同住宅は「世界初の死なないための住宅」として、荒川氏とパートナーだったマドリン・ギンズ氏(14年死去)が設計し、05年に完成した。実施設計は安井建築設計事務所、施工は竹中工務店が手掛けた。
 全9戸の集合住宅で一部を賃貸住宅に、一部を教育・文化プログラムの発信スペースとして活用している。大規模修繕を進める予定だったが、新型コロナウイルスの影響でイベントなどが中止となり、短期滞在利用も激減し経済的にも苦しいため、インターネットを通じて資金調達することにした。
 必要金額の半分として目標金額を1000万円に設定しており、廊下や階段、梁などの耐火塗料・防水工事を進める予定。支援金額が目標を上回った場合には、住居棟全体の補修を追加で行うという。
 全体補修工事総額は5500万円を見込んでいる。詳細はホームページ(https://motion-gallery.net/projects/savetherdloftsmitaka/)に掲載している。

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