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凜/グリーン・コンサルタント設計センター設計部設計2グループ・吉井佐和子さん  [2021年9月27日12面]

吉井佐和子さん

 ◇根拠のある設計を追求
 競輪場やテストコースといった特殊走路が得意の会社で設計を担当している。4年働いた道路舗装会社から転職して2年目。カーブ区間のマッコーネルのような緩和曲線、自治体によって異なる雨水排水の基準など、必要な知識や習得すべきことの多さに戸惑う日がある。心掛けているのは「根拠を大事にする」。土地や建物の特徴と規制・基準を踏まえた最適な設計の追求に努めている。
 子どものころ、住宅販売のチラシを見て、間取りから暮らし方を想像していたのが建設に関心を持つきっかけになった。都市を形成するインフラを整えるものづくりを仕事に決め、道路舗装会社に就職した。職人とのコミュニケーションの大切さ、発注者や元請会社との協議のポイント、現場代理人の役割と責任など、忙しかった日々のすべてが大切な思い出のまま。経験と知識は貴重な財産になっている。
 雨水計画を立案した駐車場の工事が完了した。「アイデアが形になるプロセスが見えるのと完成したときの達成感」。縁あって仕事は変えたが同じやりがいを感じている。「根拠のある分かりやすい設計図」を描こうと、街中の建物や設計に視線が向かうようになった。「積算も一人で担える設計者」を目指し奮闘する構えだ。
 今は映画鑑賞が休日の憩いの時間。お気に入りの動画配信サービスの豊富さに感心している。(よしい・さわこ)

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