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日建連北海道/けんせつ小町現場見学会開く/札幌中心部の土木現場で  [2021年10月8日6面]

 日本建設業連合会(日建連)北海道支部(中川收支部長)は5日、札幌市中央区で岩田地崎建設が施工する「札幌市地下駐輪場工事」(札幌市発注)の現場で、けんせつ小町現場見学会を開いた。会員企業14社から技術系、事務系の女性社員25人が参加し、周囲に建物が近接する中で進められる工事の品質管理や安全管理などを学んだ=写真。
 同見学会は、建設業に従事する女性が仕事への理解や、女性従事者同士の交流を深めるきっかけをつくるとともに、次の時代を担う女性や建設業に携わろうとしている女性への情報発信の機会として毎年開催している。
 開会に当たりあいさつした同支部の山本徹広報委員長は「省力化や機械化の流れの中でITやデジタル技術に関する現場のニーズは確実に上がっている。皆さんの現場における立ち位置は年々増えている」と女性の活躍に期待した。
 中川支部長は「ここ20年間でけんせつ小町の技術者が3・5倍に増え、働き方改革の中で女性の活躍が建設業でも発展している」とした上で「けんせつ小町の皆さんがいることで、建設業の多様化や職場環境の改善、長時間労働の是正など建設業がよりよくなる一助となっている」と女性活躍の重要性を強調した。
 引き続き札幌市と岩田地崎建設の担当者が工事概要や工事の進捗(しんちょく)状況などを説明。今回の現場は札幌市中央区西2丁目の南1条通~2条通間の80メートルで、地下鉄東豊線の真上に駐輪場を建設。原付きバイクを含め約1300台が収容可能で、地下通路として狸小路まで歩行もできる。現在は内装仕上げや歩道工事を進めており、2022年4月の供用開始を予定している。
 岩田地崎建設の渡部力所長は「地下埋設物への影響を避けるために人の手で作業せざるを得なく園芸用のスコップで掘った場所もあった」「歩道部の杭打ちでは作業機械が周囲の建物に近接するため慎重な作業を要した」など都心部での工事の難しさを説明した。
 見学会後はけんせつ小町のメンバーと札幌市に勤める技術系の女性職員が、コロナ禍における仕事の変化などをテーマに座談会を開いた。

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