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九州整備局/5G活用の除石無人化施工技術、青木あすなろ建設で現場実証  [2021年10月11日11面]

 九州地方整備局は、雲仙普賢岳(長崎県島原市など)をフィールドとする「第5世代通信規格(5G)を活用した除石無人化施工技術現場実証」の実施者を青木あすなろ建設に決め、同社と契約を締結した。長崎河川国道事務所管内の水無川1号砂防堰堤上流遊砂地でバックホウなどを動かす現場実証を行う。成果は今後、国土交通省が策定する「5G無人化施工要領(案)」に反映させる。
 整備局では、現場実証を役務提供として実施する同社と、9月16日に4928万円(税込み)で契約を締結した。履行期間は2022年2月28日まで。入札には同社を含む2社が参加した。
 5Gを活用した現場実証に当たり、役務提供者は必要な準備や資機材類の手配、現場での取り付け調整などを行う。整備局からは遠隔操作式バックホウ0・8立方メートル級1台、同不整地運搬車11トン級全旋回型2台、遠隔操作室(トレーラータイプ)1基、5Gシステム基地局4・8ギガヘルツ帯1基、5Gシステム端末4・8ギガヘルツ帯3台を貸与する。
 これらを用いて5Gを活用した除石無人化施工を現場で行い、データ計測を通じて▽通信速度・距離・安定性の確認▽多数同時接続の可否▽映像解像度、画像伝送能力の確認▽適用可能な重機判別や施工精度の確認-などを実証。成果を報告書にまとめ、整備局に提出する。
 現場実証の成果については、別途、先端建設技術センター(佐藤直良理事長)が来年3月までの履行期限で受託している「5Gを活用した除石無人化施工技術評価業務」に反映。被災現場を含め全国で同様の施工を行う場合の手順などを示す施工要領(案)の内容に取り込む。

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