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茨城県/北沢トンネルが開通/施工は株木建設JVと三井住友建設JV  [2021年10月26日5面]

関係者によるテープカットとくす玉開披

 ◇県北地域の観光振興に期待
 茨城県が常陸太田市で整備していた国道461号の「北沢トンネル」が23日に開通した。同日開かれた開通式典では関係者がテープカットやくす玉開披、走り初めで無事完成を祝った。施工は西側工区を株木建設・根本工務所・珂北開発JV、東側工区を三井住友建設・岡部工務店・日興建設JVが担当した。
 北沢トンネルは延長1581メートル。同市の下高倉と折橋町を結び北沢峠の直下を貫く。北沢峠は曲がりくねって道幅も狭く、国道461号の難所だった。
 掘削方式はNATM(発破掘削)。道路規格は第3種3級、設計速度50キロ、全体幅員8・0メートル(2車線)。最大土かぶりは約100メートル。内空断面積は約50平方メートルとなっている。棚倉断層破砕帯を掘削するため難工事が予想されたことから、切羽前方探査や先進ボーリングなどで施工の安全を確保した。
 開通式典には大井川和彦知事、宮田達夫常陸太田市長、日下部隆昭国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所長が出席。施工を担当した株木建設の黒河敏郎常務執行役員本店長、三井住友建設の背黒要茨城営業所長も参加した。
 席上、大井川知事は「国道461号は緊急輸送道路として重要な路線。北沢トンネルの開通により観光地へのアクセスも向上する。引き続き社会資本整備に力を入れ、県民が日本一幸せな茨城を目指していきたい」と話した。
 宮田市長は「(紅葉で有名な)花貫渓谷や竜神峡、袋田の滝などを結ぶ県北の観光周遊ルートが完成し観光振興につながることを大いに期待している」と語った。海沿いの県北地域から内陸部を結ぶ交通の大動脈として産業振興や観光客増加に期待が高まる。

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