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阪神高速会社/吉田光市社長が会見/松原線橋梁架替は全面通行止め案有力  [2021年10月27日8面]

吉田光市社長

 阪神高速道路会社の吉田光市社長が26日、大阪市北区の本社で会見し、松原線喜連瓜破付近で検討している橋梁の架け替え手法について、学識者らでつくる検討会から全面通行止め案が有力と意見が出されたことを明らかにした=写真。引き続き、代替ルートの確保や交通影響抑制案などを議論し、最終的な施工方法を決める。建設中の淀川左岸線2期(延長4・4キロ)は「2025年大阪・関西万博の会場へのアクセス道路として機能するよう関係機関と連携して取り組む」と話した。
 長居公園通をまたぐ松原線の喜連瓜破付近については、迂回(うかい)路の設置、上下半断面ずつ、全面通行止めの3案の中から検討を進め、検討会で総合的に評価した結果、通行止めが最も有力と意見が出された。吉田社長は「大規模更新事業の先駆けとなるプロジェクト。来年夏ごろには現場に入りたい」と決意を述べた。
 淀川左岸線延伸部(延長8・7キロ)は本体工事の着手に向け、地中障害物の撤去工事などを進めているほか、トンネルとシールド立坑の設計や堤防・道路一体構造の安全性を検討していると説明。大阪市から受託している淀川左岸線2期の海老江、豊崎両地区は開削トンネルや換気所の土留め壁工事などを実施しているとした。
 世界最大級の斜張橋が計画されている大阪湾岸道路西伸部(14・5キロ)は「主塔を支える海底の基礎構造や周辺の土質調査などに加え、耐震や耐風、景観などの観点から引き続き検討を進めている」とした。
 来月16日からは環状線北行きでリニューアル工事が始まることも紹介し、長寿命化に向けた高性能床版防水や舗装の打ち換え、ジョイント取り換え、出口部のカラー舗装工事などを進める。22年春ごろに神戸線摩耶~芦屋間(10・3キロ)で終日通行止めによるリニューアル工事を実施することも明らかにした。

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