工事・計画

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日本電子/昭島製作所(東京都昭島市)建替/総延べ9・1万平米、23年着工めざす  [2021年11月4日4面]

 精密機器メーカーの日本電子が東京都昭島市にある昭島製作所の建て替えを計画している。総延べ約9・1万平方メートル規模の施設を新築する方針。設計、施工者は決まっていない。2023年後半に着工し、解体と建築を段階的に繰り返す。工事の完了は37年前半を見込む。
 建て替え事業は「日本電子昭島製作所建物更新計画」の名称で、2日から都条例に基づく環境影響評価(環境アセス)調査計画書の縦覧が東京都庁などで始まった。計画書によると、敷地南東側に初弾として「12号館」を建設する。規模はS・RC造地下1階地上8階建て延べ約4・5万平方メートル。工場機能を入れる。25年後半に完成させる。
 27年後半から南西側にある既存の「2号館二期棟」の解体に入る。跡地にS造地下1階地上5階建て延べ約1・6万平方メートルの工場「13号館」を建てる。29年末の完成を目指す。
 敷地北西側の「1号館」の解体跡地には、工場や倉庫、展示場などを設ける「14号館」を建設する。14号館の規模はRC造5階建て延べ約3万平方メートルとなる。33年後半の解体着工を予定する。工場群に合わせて、延べ478平方メートルの駐輪場や守衛所も整備する。調査計画書の作成は三菱地所設計が担当した。
 日本電子の担当者によると、調査計画書の内容は「最大規模で見積もった」という。東京都武蔵村山市で10月に新工場を稼働させ生産量を拡大したことに加え、業績に変動が生じた場合には規模縮小など計画を見直す可能性があるとした。
 昭島製作所の所在地は武蔵野3(敷地面積4万9830平方メートル)。中神工業団地にある同社の主力工場で1961年に開設した。建て替え後も現行の生産量を維持する。

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