工事・計画

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中部整備局ら/防災道の駅「朝霧高原」機能強化検討会開く/21年度末に方策まとめ  [2021年11月8日7面]

施設配置図(検討会の資料から)

 中部地方整備局静岡国道事務所は、10月にウェブ会議形式で開いた第1回防災道の駅「朝霧高原」機能強化方策検討会(会長・浅井聡副所長)の概要を公表した。静岡県富士宮市にある防災道の駅「朝霧高原」は国道139号で唯一の広域防災拠点で、広域応援部隊や救援物資などの受け入れ・送り出しの役割を担うことが求められるため、防災機能の強化方策を検討する。初会合では防災機能の現状と課題などの情報を各構成機関が共有。今後検討を進め、年度末の強化方策取りまとめを確認した。
 検討会のメンバーは静岡県、富士宮市、県警察本部、道の駅「朝霧高原」管理・運営者、中部整備局。
 防災道の駅は、「道の駅」第3ステージ(2020~25年)の取り組みの一環。広域的な防災拠点に位置付けられている道の駅を「防災道の駅」として選定し、防災拠点としての役割を果たすためソフト・ハード両面から重点的に支援する。朝霧高原(富士宮市根原)は静岡県内で唯一、選ばれた。
 朝霧高原は、中央自動車道・中部横断自動車道のICから約30キロの場所に位置する。南海トラフ地震の県広域受援計画では警察庁の進出拠点に位置付けられ、次期計画で広域物資輸送拠点(代替拠点)にも指定される予定。給水施設や防災トイレ、BCP(事業継続計画)策定など機能や体制はおおむね整備されているが、防災倉庫などは未整備の状況。
 防災道の駅では、耐震化や通信設備など基本的な防災機能の整備に加え、備蓄強化や水回り強化など災害の長期化への備えや電源高度化などカーボンニュートラルに向けた整備や機能強化が考えられている。検討会で機能強化のメニューを協議する。併せて実施主体も決め、防災機能の強化方策を策定する。22年度以降に順次、事業化する。

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