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ジェコス/橋梁メンテの展開加速/仮設鋼材事業は既存資産の有効活用へ  [2021年11月18日3面]

 ジェコスはインフラメンテナンス事業の早期事業化を目指す。橋梁の点検、補修から必要に応じて架け替えまでを含めたサービスが一貫提供できる体制を整える。仮設鋼材事業では、高騰している鋼材価格への対応として補修効率を上げて既存資産を有効活用し、新規購入を抑制して影響を最小限にとどめる。
 野房喜幸社長が日刊建設工業新聞社らの取材に応じ今後の経営方針を明らかにした。野房社長は「需要拡大が予想される橋梁メンテナンスの早期事業化を目指す。有望な事業だが、競争も激しく早期の事業化が必要なため、必要に応じて外部リソースも活用し、加速化を図る」と語る。
 鋼材価格は「これまで例にない高騰」という。「まずは自分たちのコストを下げる。その上で安全最優先は言うまでもなく、優れた工法や工期短縮など双方にメリットのある提案を行い、コストに見合った価値を提供することで信頼のおけるパートナーと認知してもらうことが大事だ」と述べた。そのために、技術開発や提案力の強化を図るとした。輸送費の上昇分を含め、必要に応じ価格転嫁も検討していく。
 2021年4~9月期決算は連結ベースで売上高502億76百万円(前年同期比1・1%減)、営業利益19億53百万円(28・5%減)、経常利益21億62百万円(27・0%減)、純利益14億67百万円(29・3%減)。
 今後は「稼働率も上がってきている。下期は少しずつ上向く」とみる。上期に伸び悩んだ加工事業と建機事業のてこ入れを図るという。計画達成を目指す。「東京、大阪を中心に大型再開発案件がめじろ押しだ。受注に向けて早めに動いている」と述べた。

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