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士会連合会/全国大会式典開く/新たな時代の課題解決へ技術研さん  [2021年11月24日2面]

 日本建築士会連合会(士会連合会、近角真一会長)は20日、第63回建築士会全国大会「広島大会」の式典を、東京都港区の浜松町コンベンションホールで開いた。大会テーマは「元気じゃけん!ひろしま-新しい時代へ ものがたりをつなごう-」。新型コロナウイルスや頻発する自然災害、脱炭素化などが課題となっていることを踏まえ、大会宣言をアピール。新しい時代の課題解決に向けた各会員の自己研さんや、都道府県建築士会による支援体制づくり、会員増強などに取り組んでいく。
 新型コロナのため、広島大会という位置付けを残しつつウェブ主体の開催に切り替え、オンラインで無料配信した。広島県建築士会の井本健一会長は「さまざまな局面で苦難の克服するには『元気じゃけん!』の気持ちと行動、地域の支え合い、日頃の準備だ。大会を通して考えたい」と、士会連合会の近角会長は「パンデミック(世界的大流行)や、頻発し激甚化する自然災害から人々の命と暮らしを守るために、皆で脱炭素の建築や街づくりを目指そう」と呼び掛けた=写真。
 来賓として国土交通省の塩見英之官房審議官(住宅局担当)が斉藤鉄夫国交相のあいさつを代読し、「建築物の脱炭素に向けて、建築士会の皆さんが大きな役割を果たすことが期待される」と述べた。国交省と建築物木材利用促進協定の締結式や、士会連合会賞などの表彰式も行った。2019年度に創設した「建築作品賞」の第1回大賞には、西口賢建築設計事務所の西口賢氏による「大地の家」が選ばれた。
 医学博士の養老孟司東京大学名誉教授と建築家・建築史家の藤森照信東京大学名誉教授による記念対談も開かれた。次回は22年10月に秋田市で開催する予定だ。

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