工事・計画

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兵庫県伊丹市/統合新病院実施設計概要を公表/602床、22年4月に着工  [2021年11月26日12面]

新病院完成イメージ(伊丹市提供)

 兵庫県伊丹市は、市立伊丹病院(伊丹市昆陽池)と公立学校共済近畿中央病院(同車塚)を統合する「(仮称)伊丹市立伊丹総合医療センター」の実施設計概要を公表した。建設地は現伊丹病院敷地(約2万9560平方メートル)。病床は602床。2022年4月に新病棟の建設に着工し、伊丹病院の運営を続けながら工事を進める。25年10月の開院を目指す。設計は久米設計・浦野設計JVが担当。
 新病院は基幹病院となる西棟と健康管理施設の東棟(〈仮称〉公立学校共済組合からだとこころの健康センター)で構成。立体駐車場と職員宿舎・保育所棟を併設する。西棟はRC柱・S梁混合構造地下1階地上8階建て(免震層)、東棟はS・RC造4階建て(免震層)で総延べ床面積5万6900平方メートル(連絡棟含む)。立体駐車場と職員宿舎・保育所棟の規模はそれぞれ2900平方メートルとなる。
 敷地の南側に西棟と東棟を建設し、中央に約300台収容の平面駐車場、北側に約180台が入る立体駐車場を整備。西棟の北西角(敷地西面)をメイン出入り口とし、平面駐車場の西側に職員宿舎・保育所棟(60戸)を設ける。
 動線はメイン出入り口から東西に通し、東棟の西側正面にロータリーを配置。西棟4階の屋上部は緑化を行うほか、太陽光パネルや蓄電池を設け環境に配慮する。
 西棟の低層階に外来診療や救急、放射線治療、手術室、集中治療室などを設け、4階以上に病室を置く。東棟は1階に講堂と健康管理部門、2階にメンタルヘルスケア部門、3階に研修室、4階に機械室を配置するとしている。
 工事費は西棟が約218億円、東棟が約35億円、立体駐車場が約4億円など全体で約309億円(解体工事含む)。東棟の建設から取り掛かり、既存施設の解体と立体駐車場の整備を経て、23年7月に西棟の建設に着手。25年9月に完成した後、旧病棟解体や外構整備などを進める。26年12月末ごろの全面開業を予定。

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