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故鹿島昭一氏(元鹿島社長)の社葬開く/建築文化の発展に情熱注ぐ  [2021年11月26日1面]

 鹿島の社長や取締役相談役などを務め、2020年11月4日に90歳で死去した鹿島昭一氏の社葬が25日、東京都港区の増上寺で開かれた=写真。同社の役員や社員、業界関係者らが参列し、故人との別れを惜しんだ。
 鹿島氏は、同社中興の祖・鹿島守之助(1896~1975年)の長男として30年に生まれた。53年に東京大学工学部建築学科を卒業し鹿島入社。59年代表取締役副社長、78年同副会長を経て社長に84年就任し、90年まで経営を担った。同年に再び同副会長となり、94年から取締役相談役を務めていた。
 ハーバード大学大学院建築科への留学経験があり、63年にリッカー会館(東京・銀座、現Daiwa銀座ビル)の設計で日本建築学会賞作品賞を受賞するなど建築家としても活躍した。鹿島出版会の役員の立場から、海外の優れた建築物や建築書を数多く紹介するなど建築文化の発展に尽力。鹿島美術財団理事長や国立西洋美術館評議員なども務めた文化人だった。カジマインターナショナル各社の社長として、海外事業にも情熱を注いだ。
 葬儀委員長を務めた押味至一代表取締役会長と喪主である妻の公子さんは連名で、参列者への礼状に「御会葬を賜り御厚情誠にありがたく御礼申し上げます」とのメッセージを寄せた。

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