工事・計画

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京葉ガス/市川工場跡地3万平米開発(千葉県市川市)/中高層住宅中心に街づくり  [2021年12月2日5面]

 京葉ガスは、千葉県市川市にある約3万平方メートルの市川工場跡地を開発する。中高層住宅を中心とした街づくりを進める。保有資産を有効活用する取り組みの一環。11月30日に発表した2022~24年が対象の中期経営計画に盛り込んだ。ガス幹線の整備、再生可能エネルギー電源の拡大、ガスインフラの強靱化などの取り組みも位置付けた。安全・安心(レジリエンス)には30年までに300億円を投じる。
 市川工場跡地の所在地は市川南2。都市ガスの製造拠点として稼働し、06年3月に操業を停止した。同社は中期経営計画とともに30年までの長期経営ビジョンを公表している。地域エネルギー、トータルライフサポート、エリアマネジメントの三つの領域に経営資源を積極的に投じる。
 市川工場跡地は、エリアマネジメント領域の取り組みとして開発を推進する。地域と連携し一帯の価値が高まる開発を目指す。今のところ緑豊かな都市型住宅の整備を想定している。跡地は整地工事を行っているという。
 中期経営計画では、21年時点で46カ所ある再生可能エネルギー電源を24年に55カ所、30年までに75カ所へ増やすことにしている。太陽光、バイオマス、小水力など幅広い電源を確保する。ガス幹線は第三中央幹線(市川市方面~松戸市方面)の工事を進める。同幹線から白井市面、柏市方面、浦安市方面へ延伸させる計画がある。保安・工事を高度化したい意向で、新しい非開削工法の開発や仮想現実技術を駆使した教育訓練を行う。
 安全・安心の取り組みとして、遠隔開閉栓や検診が可能なスマートメーターシステムの導入を24年に始める。レジリエンスの対策として首都直下地震や台風に備え、導管ネットワークの強靱化や浸水対策、指令機能の強化を急ぐ。

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