工事・計画

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中部整備局/川島大橋災害復旧に着手/早期供用目指し撤去や仮橋設置  [2021年12月3日13面]

 中部地方整備局岐阜国道事務所は、岐阜県の要請を受け権限代行で実施する川島大橋災害復旧事業について、1日に橋梁撤去工事と歩行者用の仮橋設置工事を開始した。橋梁撤去は橋脚が沈下し大きく変形した右岸側から着手。歩行者用仮橋は現在より約300メートル下流部に設置する。撤去完了や仮橋の供用時期などは明らかにしていないが、今年5月から通行止めが続き地域住民の生活に大きな影響を与えているため、早期復旧を目指し工事を急ぐ。
 木曽川を渡河する川島大橋(県道松原芋島線)は、各務原市川島笠田町(右岸側)と川島松原町(左岸側)を結ぶ延長343・5メートルの下路式トラス橋。今年5月の大雨による洗掘でP4橋脚が23センチ沈下し、上流側に約39センチ傾いている。このため橋梁を撤去し新たな橋を架ける。
 これまで進入路の整備や掘削による河川の流れの変更、作業ヤード整備など準備工事を進め、1日から撤去のためのクレーンヤード造成に入った。撤去の手順は、まず橋梁をベントで支えた上で、コンクリートカッターでコンクリート床版を切断しフォークリフトなどで床版を撤去。河川内に設置した大型クレーンで橋桁を撤去する。P4橋脚の取り壊しは大型ブレーカーで行う。右岸側(P3~A2)の撤去を2022年4月までに完了。同5月から残り部分の撤去に入る。撤去作業は三井住友建設鉄構エンジニアリングが担当する。
 通学路を確保するための歩行者用仮橋は延長約400メートル、歩道幅員4メートル。早期に完成させるため右岸と左岸の両岸から同時に施工する。右岸側22メートルと左岸側199メートルは仮桟橋で整備し、河川の流れがある右岸~河川中央部の174メートル区間は応急組み立て橋を設置する。仮設橋の設置は市川工務店・日東工業JVが担当。今後、ボーリング調査を進め杭の長さを決定し、仮桟橋工事に入る。

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