工事・計画

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神戸市/新西市民病院整備基本構想(長田区)/23年度に設計着手  [2021年12月3日14面]

 神戸市は、「新西市民病院整備基本構想」を策定した。老朽・狭あい化が著しい市立医療センター西市民病院(長田区一番町2)をJR・市営地下鉄新長田駅南西側の若松公園敷地(同若松町6、約1・6ヘクタール)に建て替え移転する。病床数は現行と同じ358床程度とし、2028年度に開院する。22年度に基本計画を策定した後、23~24年度に設計、24~27年度に工事を進める見通し。概算事業費は230億~260億円。
 新病院の建設場所は若松公園内にあるシンボル「鉄人28号モニュメント」の西隣の約7000~7500平方メートル。施設規模は1床当たり100平方メートルの床面積を確保する。病院の地下階に駐車場を整備し、公園地下にある市営駐車場の機能を再編する。
 新病院のコンセプトに▽救急医療感染症・災害医療の強化▽地域包括ケアシステムの推進▽まちづくり・地域活性化への寄与-の3点を設定。中核病院として現行の役割を維持しつつ、▽高度な2次救急医療の提供▽第2種感染症指定病院と同等の機能・体制確保▽大規模災害発生時に診療可能なスペースの確保▽がん治療の機能強化-など診療機能を強化する。
 若松公園のリニューアルも実施、新長田駅周辺のにぎわい創出を図る。園内に子育て交流施設などを新設。北側の新病院予定地にある子どもの遊び場を南側に再整備する。
 今後、工事発注方式や現病院跡地の利活用について基本計画で具体化する。
 現市立医療センター西市民病院は市街地西部の中核病院として1970年に開院。内科や精神・神経科、産婦人科、脳神経外科など27科目の診療科で構成する。施設規模は2~11階建て4棟総延べ約2万8700平方メートル。

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