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清水建設/自社ビルでオフサイトコーポレートPPA活用へ/グリーン電力を安定調達  [2021年12月3日3面]

オフサイトコーポレートPPAのスキーム(報道発表資料から)

 清水建設は2022年4月から、離れた土地の太陽光発電システムで発電した電力を自社保有ビルで使用するオフサイトコーポレートPPA(電力購入契約)を開始する。再生可能エネルギー由来のグリーン電力を自社ビルで活用し、カーボンニュートラルの取り組みを促進する。
 PPAは清水建設とクリーンエナジーコネクト(東京都品川区、内田鉄平代表取締役)、清水建設の全額出資子会社・スマートエコエナジー(東京都中央区、高井裕之社長)の3社で締結した。クリーンエナジーコネクトが清水建設専用に12カ所の低圧太陽光発電施設を建設する。発電した電力と環境価値を20年間、スマートエコエナジー経由で対象ビルに供給する。清水建設によるオフサイトコーポレートPPAの活用は初めて。
 環境省の補助事業「令和3年度オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」に採択されている。PPAを適用するのは秋葉原アイマークビル(東京都台東区)、飯田橋アイマークビル(千代田区)、新橋アイマークビル(港区)の3棟。いずれも賃貸オフィスビル。クリーンエナジーコネクトが新設する太陽光発電施設の出力は合計1メガワット。農地跡などの平地を利用して低圧電源を広域に分散配置し、災害リスクや発電量低下リスクを低減。電力供給を安定化する。
 対象ビルはPPAに基づく供給電力でビル全体の電力使用量の2~3割をまかなう。残りの使用電力はスマートエコエナジーが調達した再エネ由来電力などの供給を受ける予定。清水建設は今後、オフサイト型以外でも自社保有賃貸物件の屋上などを活用したオンサイト型のコーポレートPPAなどに取り組む考え。再エネ由来電力の導入拡大や長期的、安定的な確保につなげていく。

コメント

  • 及川 より:

    いつも勉強させていただいています、ありがとうございます。
    誤字を見つけましたので報告させていただきます。

    3行目後ろ~4行目頭にかけての
    「グリーン電力を自社ビル出活用し、」
    自社ビル出→自社ビルで

    • 建設工業新聞 管理者 より:

      ご愛読ありがとうございます。誤字の件は大変失礼しました。
      編集部

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