工事・計画

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関東整備局常陸河川国道/神宮橋架け替え事業2期/下部工発注進む  [2021年12月3日5面]

新神宮橋(中央)の上流(左)側に新橋梁を架設する。右側は旧神宮橋。左側はJR鹿島線の北浦橋梁(常陸河川国道事務所提供)

 ◇上部工は23年度から順次発注へ
 関東地方整備局常陸河川国道事務所は、茨城県の潮来、鹿嶋両市を結ぶ「国道51号神宮橋」の架け替え事業で工事発注手続きを本格化している。茨城県鹿行地域の交通の大動脈である神宮橋の架け替え2期として2車線分の橋梁を新設する。19基ある下部工のうち10基が施工者決定済みか発注手続き中。上部工は複数工事に分割し2023年度から入札契約手続きに入る予定だ。2期事業の総事業費は約160億円を見込む。
 神宮橋は両市の市境にある北浦と鰐川をまたぐ。旧神宮橋の約150メートル上流側に1期事業で新神宮橋を整備した。2期事業は新神宮橋のさらに上流側隣接地に2車線分の橋梁を新設。4車線化して大動脈としての機能を高める。2期事業の区間延長は約1・8キロ。標準幅員は25・5メートルで、道路区分は3種1級。設計速度は時速80キロになる。
 新たに設ける橋梁の長さは1075メートル。全体幅員は11・5メートルで、橋梁形式は4連の鋼6径間連続非合成少数鈑桁橋になる見込み。架設方式は台船架設。建設地の地盤が軟弱地盤なため鋼管矢板による下部工基礎の深さは最大で60メートル以上に達する見通しだ。熊谷組と前田建設が施工している下部工が終わり次第、次の工区を発注する。
 神宮橋の東側に東国三社の一つ鹿島神宮があり、約10キロ南にも東国三社の香取神宮が位置する。既存橋梁は1960年に完成。老朽化していた上、東日本大震災で橋脚にひびが入り沈下や傾斜が発生していたため、国土交通省は14年度に架け替え工事を事業化した。

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