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西日本鉄道/福ビル街区建替プロジェクト新築/鹿島JVで着工  [2021年12月23日15面]

複合ビルの完成イメージ(西日本鉄道提供)

苅初の儀

杭打ちの儀

 西日本鉄道が計画している大型複合ビル開発「福ビル街区建替プロジェクト」の新築工事起工式が22日、福岡市中央区天神1の11の建設地で開かれた。商業施設や賃貸オフィス、ホテルなどで構成し、建物規模は地下4階地上19階建て延べ約14万7000平方メートル、高さは約97メートル。2024年12月の完成を目指す。総事業費は約850億円。施工は鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設JVが担当する。
 式には設計・工事関係者では日建設計の亀井忠夫代表取締役会長、鹿島の押味至一代表取締役会長、安藤ハザマの福富正人社長、松本組の松本優三社長、西鉄建設の宮崎裕二社長らが出席。神事で西鉄の林田浩一社長が苅初(かりそめ)の儀を行い、鹿島の天野裕正社長が田中成人工事事務所長の介添えで力強く起工の杭を打ち込んだ。引き続き祭壇に玉串をささげ工事の安全を祈願した。
 神事終了後、林田社長は「福岡のポテンシャルを最大限に生かし、さまざまなコラボレーション、コミュニケーションが生まれ、常に新しいビジネスと文化を生み出し福岡天神の街づくりをけん引するビルにしていく」とあいさつ。高島宗一郎福岡市長は「国際競争力を持った先進的なビルになると大変期待している」と話した。
 施工者を代表して天野社長は「天神地区での施工経験が豊かなJVの皆さんと一緒に安全で堅牢(けんろう)な建物を工期通りにお届けすることを誓い申し上げる」と決意を述べた。
 市のビル建て替え誘導プロジェクト「天神ビッグバン」の容積率緩和措置や航空法高さ制限緩和などを活用して3棟のビルを一体的に建て替える。西鉄の単独開発では最大規模の建物となる。
 開発コンセプトは「創造交差点」。オフィスは西日本最大規模の基準階面積で感染症・BCP(事業継続計画)・セキュリティー対策を備える。ホテルは18階と19階に客室41室を設け、ハイクオリティーで天神地区の地名の由来となった菅原道真をモチーフとした和風の空間を演出する。
 基本設計は日建設計、実施設計は鹿島、外装デザインはコーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツ(米国)が担当。

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