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五洋建設ら3社/1600tつりSEP船が進水/23年4月稼働めざす  [2022年1月6日1面]

インドネシア・バタム島にある造船所で進水を迎えた(五洋建設提供)

 五洋建設と鹿島、寄神建設(神戸市兵庫区、寄神正文社長)の3社が建造しているSEP(自己昇降式作業台)型多目的起重機船が完成に近づいた。昨年12月22日にインドネシア・バタム島にある造船所で進水記念式典が行われた。クレーンの設置などを経て9月の完成・引き渡しを予定。23年4月の稼働を目指している。
 建造中のSEP船は全長120メートル、全幅45メートル。最大で100人が乗り込める。洋上風力発電で風車と基礎構造の大型化に対応した1600トンつりの全旋回式クレーンを装備。10~14メガワット級の施設が効率的に建設できるという。
 20年1月30日に建造契約を結び同10月30日に起工した。コロナ禍での建造となったが、昨年12月時点で進捗(しんちょく)率が86%に達するなど、建造作業は順調に進んでいる。
 基本設計は世界のSEP船の7割以上を手掛けるオランダのグストMSC。シンガポールのパックスオーシャンエンジニアリングが建造を担当している。オフショアクレーンのトップメーカーであるハイスマン(オランダ)のクレーンを装備する。SEP船の保有・運営は五洋建設ら3社の共同出資会社「PKYマリン」が担う。

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