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アジア航測ら/広島駅エリアでデジタルツインを構築/街づくりへデータ提供  [2022年1月11日3面]

 アジア航測と復建調査設計(広島市東区、来山尚義社長)は6日、広島駅を中心とするエリアでデジタルツインを構築する「広島駅エリア デジタルツインプロジェクト」に着手したと発表した。都市の高精度3D地形データをベースに地域情報を可視化して重ね合わせ、自治体や街づくりに関係する事業者に提供する。防災計画の立案や街づくり、イベントの企画・立案などに役立ててもらう。2022年度中のデジタルツインの構築とデータ提供を目指す。
 デジタルツインの構築に当たっては航空センサー、車載センサー、地上センサーなどを使ってデータを取得する。3D都市モデルを作成し、災害リスク情報や人流情報、地域の観光資源などの情報を重ね合わせる。デジタルツインには位置情報だけでなく、属性情報も持たせる。データは国土交通省が整備する3D都市モデル「Project PLATEAU(プロジェクト・プラトー)」のデータ製品仕様に準拠することで幅広く活用できるようにする。
 広島駅を中心とするエリアのうち、広島駅北側の通称「エキキタ」エリアをモデル地区として先行的にデジタルツインを構築する。他の地域も順次取り組んでいく。
 復建調査設計は広島駅北口エリアのエリアマネジメント協議会「エキキタまちづくり会議」の事務局として地域の活性化にも取り組んでいる。アジア航測は20年に公表した中期経営計画で、センシングイノベーションが生活・インフラに融合した未来社会の構想を掲げており、国交省のプロジェクト・プラトーに参画している。

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