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北海道ら実行委/21年度赤レンガ建築賞に「mother’s+」  [2022年1月13日6面]

「mother’s+」(公表資料から)

 北海道と建築関係5団体で構成する赤レンガ建築賞実行委員会は、2021年度の同賞受賞作品を発表した。赤レンガ建築賞は北海道種鶏農場の物販店舗「mother’s+」(北海道白老町)、赤レンガ建築奨励賞は「ニセコ町役場庁舎」(北海道ニセコ町)と小金澤組の新社屋「結いの社屋」(北海道苫小牧市)がそれぞれ受賞した。表彰式は31日に札幌市中央区の札幌ガーデンパレスでの開催を予定している。
 建築賞の「mother’s+」の所在地は白老町社台289で、20年2月に竣工した物販店舗。規模はW一部S造2階建て延べ887平方メートル。建築主は北海道種鶏農場、設計・施工は竹中工務店が担当。白老町とともに町民への貢献を第一に、養鶏業の事業展開に沿った優れた建築意匠と建築技術で計画し、新たな景観を生み出していることなどが評価された。
 ニセコ町富士見にある「ニセコ町役場庁舎」は、RC造地下1階地上3階建て延べ3374平方メートルの規模で21年3月に竣工した。設計はアトリエブンクと金箱構造設計事務所。施工は主体が泰進建設・浦野工務店・石塚建設JV、電気が樋口電気工業・本間商店JV、機械設備は藤井設備・浦野工務店・本間商店JVがそれぞれ担当した。町民の居場所として、誰もが立ち寄れ、ニセコの自然を満喫できることなどが評価された。
 「結いの社屋」は苫小牧市ウトナイに所在し、20年6月に竣工した。W造2階建て延べ600平方メートルの規模で、設計はアカサカシンイチロウアトリエ、施工は小金澤組がそれぞれ担当。工業地域に立つ職人技を生かした木造在来工法の事務所でありながら、避難場所も視野に周辺住民へ開放し、建築文化を高揚させたことなどが評価された。
 同賞は建築文化の向上や地域に根差した街づくりの推進を目的に、地域社会の発展に貢献する創造性豊かな建築物などを表彰するもの。実行委員会は北海道と、北海道建築指導センター、北海道建設技術センター、日本建築家協会北海道支部、北海道建築士会、北海道建築士事務所協会の5団体で構成する。

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