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戸田建設ら/建築工事の出来形をMRで再現/現場の生産性向上狙い  [2022年1月13日3面]

親子見学会でMR体験(報道発表資料から)

 戸田建設とデジタルツイン技術を提供するDataMesh(東京都中央区、王暁麒代表取締役)は12日、BIMとMR(拡張現実)技術で建築工事の出来形を再現する検証を行ったと発表した。
 検証現場は佐賀県が2023年の国体に向け建設している「SAGAサンライズパークアリーナ新築工事」。建物はS造4階建て延べ約3万4000平方メートル。施工を戸田建設・松尾建設・中野建設・上滝建設JVが手掛けている。現場では生産性向上を目的に3Dデータを積極的に活用。BIMを使った温熱シミュレーションによる気流解析や、3Dプリンターを用いた鉄骨工区分担範囲の見える化などに取り組んできた。
 MR実証は内装と外装の多面体形状をいかに建物に反映するかが課題だったという。フロントローディング時に作成した3Dモデルを基に施工図の壁・扉位置を反映させたモデルをMR化。鉄骨上棟時に現場で投影し出来形を確認した。
 佐賀県は昨年12月18、19日に親子現場見学会を開催。参加者に仕上げ壁位置や扉、窓などをMR投影し完成イメージや工事の進捗(しんちょく)状況を説明した。

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