工事・計画

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九電工らSPC/北九州響灘洋上風力/23年3月着工、25年度下期運転開始  [2022年1月14日9面]

 北九州市で大規模洋上風力発電施設を建設する「北九州響灘洋上ウインドファーム(仮称)」は、2023年3月の着工に向けて工事の許認可など行政手続きに入っていく。最大220メガワットの出力を持つ発電施設として、定格出力9・6メガワットの風力発電機25基を設置する計画。▽ジャケット基礎工事▽電気工事▽風力発電機据え付け工事-に大別される工事を経て、25年度下期の運転開始を目指す。
 事業を実施するのは、九電みらいエナジー、電源開発(Jパワー)、北拓、西部ガス、九電工が出資する特別目的会社(SPC)、ひびきウインドエナジー(北九州市若松区、代表取締役・水町豊九電みらいエナジー社長)。同社は環境影響評価法に基づく手続きの最終段階となる評価書と要約書を昨年12月に公表し、今月27日まで関係各所で縦覧している。
 北九州港の響灘地区で行う事業の対象区域は約2700ヘクタール。洋上を四つのエリア(A~D)に区分して工事を行う。ジャケット基礎工事では杭設置工、ジャケット設置工、グラウト設置工、洗掘防止工を23年3月から25年9月まで実施。海底ケーブルの敷設を含めた電気工事は24年7月から25年11月、風力発電機据え付け工事は25年4月から7月にかけて行う工事工程で進めていく。
 着工に向けて同社は、設計検討作業などと並行しながら北九州市や国などへの許認可手続きを進めていく。工事の施工者は、事業の要件を満たす施工が可能な企業を今後選定していく予定だ。
 事業にはSPCに出資する5社のほか、風車を製作するデンマーク系の外資企業、日立製作所、日鉄エンジニアリング、五洋建設、若築建設らが協力している。北九州市への公募時の事業規模は最大1750億円としていた。

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