近畿整備局/土日閉所指定型を試行、3億円以上の土木工事など

2022年5月12日 行政・団体 [10面]

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 近畿地方整備局は、建設現場で週休2日を浸透させるため、通年の維持工事を除くすべての工事で「週休2日発注者指定型」を適用する。土日祝を休日にする産業が多いことから、新たに「土日閉所指定型」も試行する。
 建設業では2024年4月から時間外労働の上限規制が適用されるが、完全週休2日制への移行が遅れており、若手の入職促進や魅力ある建設業を目指し、週休2日実現に向けた取り組みを加速する。
 土日閉所指定型は予定価格3億円以上の一般土木やアスファルト舗装、鋼橋上部、プレキャスト(PCa)コンクリート、河川浚渫工事などが対象。現場閉所が4週8休以上で、土日祝の閉所の割合が8割以上を達成すれば、工事成績評定で加点し、未達成だと部分加点にする。
 4週8休に満たない場合は当初契約した工事費を減額し、週休2日を考慮した工事工程表でないなど現場の取り組み姿勢によっては評定を減点する。工事費の減額は従来通りの現場閉所率(28・5以上)で補正する。
 23年度は3億円以上のすべての工事で土日閉所指定型を適用する予定。24年度から全工事に広げる。
 土日閉所指定型以外の工事では、4週8休以上の達成を原則とする「発注者指定I型」を適用。23年度は3億円未満のすべての工事に拡大し、24年度は土日作業が必要な工事のみに適用する。4週8休に満たない場合は工事費の減額措置などを取る。