工事・計画

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富士教育訓練センター建替/実行委が規模縮小決定/設計施工一括、近く業者指名  [2014年12月2日1面]

 建設業界が共同運営する建設技能・技術の研修拠点、富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)の建て替えを検討している実行委員会は1日、建て替え基本計画の見直しを決めた。最新の建築費の動向を踏まえ、建て替え規模を縮小。既存施設を活用しながら、宿泊施設は当初計画通り、現在の218人収容から350人収容の規模へと拡大する。設計・施工一括方式を採用し、近く業者を指名。総合評価方式で優先交渉権者を選定する手続きに入る。
 建て替え事業は、センターを運営する全国建設産業教育訓練協会(才賀清二郎会長)と建設業振興基金が共同で設置した実行委員会の承認を得て、7月から事業者の選定手続きを進めていたが、当初計画の下では応募者がなかった。こうした状況を踏まえて見直した基本計画では、従来延べ1万平方メートルとしていた建て替え規模を4割程度縮小。IT環境の整備など教育訓練機能を充実させるとともに、受け入れ人数を増やせるよう宿泊機能を拡充する。女性も30人程度宿泊できるようにする。
 事業費は従来通り27億50百万円(税抜き)程度を想定。発注手続きに当たって提示する要求水準書で、設計の自由度を高められるようにし、創意工夫を最大限生かす形で提案を受け付ける方針だ。指名業者数は、7月の手続き時よりも増やすことを想定しており、より幅広く提案を出してもらえるようにする。
 今月上旬に指名通知書を発送した上で月内に現地説明会を開催。15年2月上旬に優先交渉権者を決めて契約を結び、同月中旬に事業に着手する。設計終了後、夏ごろまでには工事に入れるようにする。既存施設を活用することになる教室や事務所などについては別途、耐震改修を行う予定。外構工事は、可能なものについては研修の一環で行うことも考えている。

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