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竹中工務店/モバイル端末活用しスマートワークへ/BIM専用ビューア大量導入  [2014年12月8日3面]

 竹中工務店が、モバイル端末を活用した効率的なワークスタイルへの変革を進めている。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の活用をさらに広げるため、グラフィソフトジャパン(東京都港区、コバーチ・ベンツェ社長)とBIM専用ビューアの大規模購入契約を締結。3次元モデルと2次元図面をスムーズに連携してレビューできるツールを数千人の技術者が活用し、生産性やコミュニケーションの向上を図る。
 竹中工務店は4月に、モバイル端末を活用して業務を効率的に進める「竹中スマートワーク」を始動。顧客対応の最前線を担う部門にモバイル端末やスマートフォンを配備したり、新しいツールを活用するための専門部署を設けたりしている。
 今回、グラフィソフトが提供するBIM専用ビューア「BIMx Docs」の導入を決定。これにより同社が所有するすべてのモバイル端末にインストールすることが可能になる。数千人の技術者がモバイル端末を活用し、プロジェクト関係者間のコミュニケーションをさらに向上させる。BIMx Docsは、BIMで構築した3次元モデルと2次元図面とを統合し操作できるのが特徴。独自技術によって複雑な3次元モデルと膨大な2次元図面を持つプロジェクトでも滑らかなハンドリングと高いパフォーマンスを発揮する。
 竹中工務店の能勢浩三設計本部設計企画部部長ICT担当は「モバイル環境でモデルを使ったコミュニケーションを促進するためBIMx Docsを採用する。さまざまな場面でBIMモデルの活用を広げ、ワークスタイルの変革を進めたい」と話している。グラフィソフトジャパンのベンツェ社長は「(竹中工務店の採用決定で)BIMxが建設産業のモバイルソフトウエアの選択肢の一つになることが示された」との見方を示した。

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